1986-11-20 第107回国会 参議院 商工委員会 第4号
ただ、私ども、為替変動保険という制度がございまして、最近はいろんな事情からワークはいたしておりませんけれども、お考えのような趣旨の制度は保険制度の中でとりあえず制度的にはカバーしているということでございます。
ただ、私ども、為替変動保険という制度がございまして、最近はいろんな事情からワークはいたしておりませんけれども、お考えのような趣旨の制度は保険制度の中でとりあえず制度的にはカバーしているということでございます。
○木本平八郎君 為替変動保険というのは私も知っているんですけれども、いろいろ実際にアプライする点において欠陥があるので、それはぜひ適用できるように修正していただくなり、必要なら法案を出していただいて、そういう今の非常に困っている輸出産業を助けるという方向に検討していただきたいと思うんです。
先生御指摘の為替変動に対処するための保険制度につきましては、私どもは既に輸出保険法の中に為替変動保険という制度を設けてございまして、基本的な仕組みは、先生ドイツの例でお話しありましたとおり、為替が三%変動した場合にその変動リスクを補てんする、こういう制度になってございます。
○説明員(森清圀生君) これは当然のことでございますが、輸出契約の時点で輸出者が通産省のやっておりますこの為替変動保険に付保をしております場合には、これはあくまでも輸出業者が付保するか付保しないかはオプションでございますので、もし付保していればその為替リスク分が救済されるということになります。
また政府といたしましてもプラント輸出の促進を図るため、わが国プラント業界の国際競争力の向上を図ってまいりたいと考えておる次第でございまして、所要の支援も行っておるところでございますが、このほか一定の延べ払い輸出につきましては為替変動保険も用意されておるところでございます。今後ともこういう方針に従いまして、適宜適切に対応を図ってまいりたいというふうに考えております。
まず第一に、為替変動保険でございますが、昭和五十四年度におきましては、件数が七件でございまして金額が二百十九億円となっております。輸出金融保険につきましては、件数は九百五十九件でございまして金額は百二十三億円でございます。輸出保証保険につきましては、件数が四十三件で金額が二百五十五億円となっております。委託販売輸出保険につきましては、件数、金額ともゼロでございます。
○城地委員 いま、「その他の保険」で五つの保険の内容について伺いましたが、私が聞いたところでは利用は七件、二百十九億あるというふうに言われております為替変動保険については、保険料率が年間一・五%である、そういう関係で、しかも為替の変動、円の値上がり、値下がり等との関係で、制度はつくったが非常に利用が少ないという話を聞いておりますが、その実態をどのように把握をしておられるか、質問をしたいと思います。
○古田政府委員 為替変動保険の昭和五十四年度の引受実績は、ただいま御報告申し上げましたとおり件数で七件、金額で二百十九億円となっております。
最近では昭和四十九年に為替変動保険、昭和五十二年には輸出保証保険、あのボンド保険を創設したことは御承知のとおりであります。したがって、今後も輸出保険についての保険利用者の要望、それから対外取引の実態の変化、こういったものに即応して、必要があるというふうに考えられる場合には、適宜措置をとっていくということが望ましいと考えます。
もう一つは、この際、為替変動保険及び為替変動準備金制度の設定、貿易政策の根本的改善による輸入の促進、できるならば、いろいろ事情がございましょうが、この際、日銀におかれましては積極的にドル買い介入に踏み切ってもらいたいと思います。 結論として申しますことは、現在の花形商品の集中豪雨的輸出によっていつも犠牲を受けるのは私ども軽工業製品業界だけであります。
いま御指摘の問題のほかに、たとえば複数レートを導入したらどうかとか、あるいは為替変動保険を考えたらどうか、あるいは先物売買を行ったらどうか、といったようなこともあわせて検討はいたしておるわけでございますが、それぞれにつきましていろんな問題がございまして、なかなか現実のものとして実施するに至っていないというのが現状でございます。
○政府委員(森山信吾君) 為替変動保険につきましては、昭和四十九年の十一月に制度が発足したわけでございますが、今日までの引受件数が十三件、保険金額にいたしまして約百五十四億円となっておる次第でございます。
○政府委員(森山信吾君) ただいま竹田先生から御指摘のございましたように、為替変動保険の利用率は決して高いとは言えないと私どもも思っておるわけでございます。
○竹田現照君 最初に、この輸出保険法は四十九年に改正が行われまして、その際為替変動保険が設けられました。その後三年間経過をしておりますが、この間における為替変動保険の利用状況はどのようになっておるのか、最初にお伺いをいたしたいと思います。
本法律案は、流動的な国際通貨情勢の現状にかんがみ、プラント類等の輸出取引の安定化をはかるため、保険契約締結申し込み後、決済期限までに、外国為替相場の変動によって受ける損失を一定の範囲内でてん補する為替変動保険を新設するとともに、鉱物以外の重要物資についても、その開発輸入を促進するため、海外投資保険の付保の対象範囲を拡大しようとするものであります。
○小野明君 それから、今回の為替変動保険の新設が極端な輸出振興策であるという非難をしている向きも一部にございますし、まさにそのような心配もあるわけであります。その点の非難に対してはどのような御見解を持っておられるか、説明いただきたいと思います。
○中尾辰義君 それから、この為替変動保険の創設につきまして、すでにもうヨーロッパ諸国におきましては、七一年の十二月のスミソニアン体制の成立後、相次いで為替変動保険を創設をしているわけです。そしてそれなりの成果を上げているわけですが、わが国はいまごろ法案を出してこれからということですが、なぜ今日までおくれたのか、何か理由があったのか、その辺のところをお伺いしましよう。
第二に、為替変動保険を創設し、輸出者等が、特定の外国通貨建ての輸出等を行なった場合に、外国為替相場が三%をこえて円高になったことにより、輸出代金等について生じた為替差損を一定の範囲内においててん補すること。また、円安になり、為替差益が生じたときは、輸出者等は所定の金額を政府に納付しなければならないとすること。 等であります。
○米原委員 為替変動保険では、円高が円安を相殺するように変化するとは限らないわけです。他の輸出保険と違って為替変動保険の場合は、プラントの輸出産業全体が、たとえば円高のために差損が出るということになりますが、そうなった場合、この収支相償うという保障がなくなるのではないか。その点を聞きたい。
○松尾委員 次には中小企業製品の輸出ですが、中小企業製品の輸出というものはおもにどのような保険に入っておるかということ、輸出代金保険なんかにあるかどうかという点と、今回の為替変動の保険でありますが、中小企業の輸出品のそういうものがやはり為替変動保険でカバーできるようなものがあるかどうか。
○松尾委員 この為替変動保険、これは現在、この変動相場の中でとられるわけでありますが、固定相場制または変動相場制というものとこの為替変動保険というもののつながり、それはどのように考えていらっしゃるか。
確かに海外融資契約は今回の為替変動保険の対象にはいたしておりません。その理由は、まあ幾つかございますが、現在プラント等の輸出は原則といたしましてサプライヤーズクレジットでございまして、向こうにお金を貸してそれで買うというケースはほとんどございません。これが一つでございます。
○佐野(進)委員 次に、為替変動保険は輸出契約、技術提供契約に限られているわけでありまするけれども、海外融資契約も対象として為替変動の危険を担保する方法を講ずることも一つの考え方として必要ではないか、こう考えられるわけですが、この点についての考えを明らかにしていただきたいと思います。 さらに、わが国の為替変動保険制度は、諸外国の制度に比較するといろいろの点で劣っている。
改正点の第一は、為替変動保険の新設であります。 代金等の回収が長期にわたる貨物の輸出または技術の提出もしくはこれに伴う労務の提供をした場合に、特定の外国通貨建てのものについて、その輸出取引等の安定化をはかるため、西ドイツ、フランス等においてすでに実施を見ている為替変動保険を新設することといたしました。
なお、輸出保険特別会計につきましては、為替変動保険を創設することとしております。 また、石炭及び石油対策特別会計につきましては、歳入歳出とも他省所管分を含めまして、一千四百七十五億八千百万円を計上しております。 このうち、石油対策分は、三百三十六億五千四百万円を計上し、石油開発公団の機能の拡充、探鉱投融資規模の拡充等を行なうこととしております。
また、流動する貿易為替状況のもとにおいて為替不安による輸出取引の障害を除去し、プラント等中長期輸出の安定をはかるため、政府の輸出保険制度の中に為替変動保険を設けるべく、今国会に輸出保険法の一部改正案を提出しているところであります。 第二は、資源エネルギー輸入の確保であります。
なお、輸出保険特別会計につきましては、為替変動保険を創設することとしております。 また、石炭及び石油対策特別会計につきましては、歳入歳出とも他省所管分を含めまして、一千四百七十五億八千百万円を計上しております。
また、流動する貿易為替状況のもとにおいて為替不安による輸出取引の障害を除去し、プラント等中長期輸出の安定をはかるため、政府の輸出保険制度の中に為替変動保険を設けるべく、今国会に輸出保険法の一部改正案を提出しているところであります。 第二は、資源エネルギー輸入の確保であります。
○林虎雄君 通産省は、前から為替変動保険の創設を考えられて準備を進めておられたようでありますが、現在為替の変動によってはリスクを保証するように、特に中小企業の輸出成約の促進をはかるためにもひとつ早急に実現させる必要があると考えられますが、これは通産大臣、通産省は大蔵省と調整を急いでおるということを聞いておりますが、今国会中にも提出をしたいというような意向もさきの商工委員会で大臣述べておられますが、この
○政府委員(増田実君) 為替変動保険を設けることにつきまして、この前大臣も商工委員会で御答弁申し上げましたように、私ども大蔵省と事務的に折衝いたしておりますが、はなはだ残念ではございますが、いろいろの点につきましてまだ最終的な詰めが終わっておらないということで、現在のところ引き続いて大蔵省と折衝中ということでございます。
まず輸出保険制度でございますが、御指摘がありましたように、去年からフランスあるいはドイツその他のヨーロッパ諸国で為替変動保険というものが新しい制度として発足いたしたわけでございますが、御指摘になりましたように、大体二年をこえます延べ払い、現実にはプラント類につきまして為替変動についての危険を保険する、こういう制度になっております。
○国務大臣(中曽根康弘君) 為替変動保険制度及び為替変動準備金というような制度をぜひつくりたいと思いまして、私も予算編成の際に努力をいたしましたが、大蔵省との間で合意を見ることができないで、それはできませんでしたけれども、この機会にぜひその制度をつくりたいと思っております。